段ボール収納はゴキブリの住処なの!?【そのウワサと真実に迫る】

段ボール収納はゴキブリの住処なの!?【そのウワサと真実に迫る】

軽くて管理が楽で保管もしやすいと利用者が増えてきている段ボール収納。一方でゴキブリの住みかにもなるとのウワサもあります。

また、住みかになるだけでなく卵を産み付けるだとか段ボールを食べるだとかいうウワサも見かけました。

段ボール収納を使用すると必ずゴキブリが沸いてしまうのか、それぞれのウワサを調査してみました。

・ゴキブリは段ボールに卵を産み付けるの?

・ゴキブリは段ボールを住処にしてるの?

・段ボールはゴキブリを増殖させるの?

本記事は、そんな疑問を持つ方読んで頂きたい内容になっています。

段ボール収納を利用している人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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段ボール収納にゴキブリが卵を産み付けるというウワサ

段ボールは構造上、平らな段ボール紙の間に波型の段ボール紙が張られています。
この波型の段ボール紙で強度が保たれています。ゴキブリは卵ではなく卵鞘という卵が50個ほど詰まったカプセルを産みますが、この波型の隙間に卵鞘を産み付けます。

卵鞘の大きさは3㎜~1㎝くらいの大きさです

段ボールの波型の隙間は約5㎜なので、ゴキブリの種類によっては卵鞘を産み付けることができます。

ゴキブリが好むような高温多湿の場所に置いている段ボール収納だと、ゴキブリが卵鞘を産み付ける可能性が高くなります。

再利用した段ボールで段ボール収納を作った場合、配送などで利用された時すでに卵鞘が産み付けられている場合もあるので注意が必要です。

段ボール収納からゴキブリが沸くというウワサ
すでに段ボール収納にゴキブリが卵鞘を産み付けていて産卵したのであれば、当然ゴキブリが沸きます。
元々ゴキブリがいるような場所ではないのに段ボール収納を置いたとたんゴキブリが大量発生したとなるとすでに卵鞘を産み付けられていた可能性が高くなります。

段ボール収納はゴキブリのエサになるというウワサ

ゴキブリは雑食で有名です。埃、動物の糞、死骸、腐敗したものなど何でも食べます。それでは段ボール収納も食べるかというと、好んでは食べないようです。

ゴキブリが好んで食べるのは接着剤として使われている糊のほうです。段ボールに使われている糊の材料には、コーンスターチが多く使われています。

コーンスターチといえばトウモロコシですよね。ゴキブリは段ボールではなく段ボール収納に使われている糊を食べるのです。

段ボールにそんな成分が入ってたなんて知ってましたか!?
ちょっとビックリですよね。

段ボール収納がゴキブリに住みかになるというウワサ

ゴキブリは段ボール収納を見かけたからといって一目散に住み着くというほど段ボールが好きなわけではありません。

ただし、段ボールは波型の段ボール紙が空気層で適度な気温を作り段ボールの原材料である木材が湿度を適度に保つ性質があります。

ここに埃や保管している食材のカスなどのエサがある、暗くてじめじめしているなど好条件がそろうと住み着いてしまう可能性は高くなります。

段ボール収納をゴキブリの住みかにしないためには置き場所が大事です。日当たりの悪いところや、食べカスが散らばる掃除が行き届いていないキッチンなどは要注意ですよ。

湿った段ボール収納をゴキブリが好むウワサ

ゴキブリは高温多湿な場所が大好きです。段ボールの性質から空気層で適度な温度を保ちます。

適度に温かく適度に湿度がある段ボール収納はまさに快適なゴキブリの住みかになります。

キッチンの排水管の下などの多湿で暗い場所に段ボール収納を作ると埃などがエサになり絶好の住みかになってしまいます。

またたった1滴の水でも種類によっては1か月生きられると言われるゴキブリにとって水は貴重です。
貴重な水の気配を察知して湿った段ボール収納に寄ってきて住み着くこともありそうですね。

まとめ

ゴキブリは家で見かけたくないですよね。でも軽くて管理がしやすい段ボール収納は魅力的です。

ゴキブリは見たくないけど段ボール収納は作りたいという方には新品の段ボールをお勧めします。

調査の結果からゴキブリは逆に、

エサがなくて
明るくて
乾燥しているところ

上記には住み着かないということが分かります。段ボール収納に保管するものも乾燥しているものが望ましいですね

段ボール収納を作る際にはこのことに気を付けて管理をしてくださいね。

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