ゴキブリの見た目、フォルム、素早さなどなど全てが嫌ですよね。
しかし、見かけた以上はゴキブリを駆除しないといけないのですが、駆除をする際には丸めた新聞紙などでゴキブリを叩くという人も多いと思います。
ゴキブリを叩けば部地理的に一撃必殺ですぐに駆除ができますものね。しかし、このゴキブリを叩いて潰すという方法、実はダメということをご存知でしょうか?
本記事では、ゴキブリを潰したらダメな理由、正しい駆除の仕方について解説をしていきます。
ゴキブリってどうして潰したらダメなの?
ゴキブリですが、本当に潰したらダメなのでしょうか?
結論から言えば、本当です。
ゴキブリを駆除する際には潰さずに他の方法をとった方が良いです。ではどうしてゴキブリは潰したらダメなのかについて解説をしていきます。
ゴキブリを潰したらダメな理由としては以下のことが挙げられます。
・菌を撒き散らす
ゴキブリは病原体の塊です。そんなゴキブリを叩いて潰すことによってゴキブリの菌を撒き散らしてしまう恐れがあります。
それによって菌がうつって他の病気を引き起こす可能性があります。
特にゴキブリの菌が食事などに入ってしまうと、食中毒を引き起こすことも考えれます。
ただでさえゴキブリ由来の菌を口にするのも嫌なのに、食中毒なんて起きたら最悪ですね。
・卵を残す
ゴキブリを潰すことによって卵が飛び散ると思っている人も多いです。しかし、実際は少し異なります。ゴキブリの卵は卵鞘と呼ばれる殻の中に収まっています。
ですのでゴキブリを潰したからといって、必ず飛び散るというわけではありません。
しかし、それでも勢いよくゴキブリを潰すと卵鞘だけが残されるという可能性はありまので、やはり勢いよくゴキブリを潰すのはおすすめできません。
ゴキブリの正しい駆除の仕方を解説
ゴキブリを潰して駆除するのはよくないということですが、それでしたら正しい駆除の仕方はどうなるのでしょうか?
続いて、ゴキブリの正しい駆除の仕方を解説していきます。ゴキブリの正しい駆除の仕方ですが以下の方法があります。
・殺虫剤をかける
やはりスタンダードな方法としてはゴキブリに殺虫剤をかけることが正攻法です。
殺虫剤にも色々なタイプがあり、ゴキジェットなどの商品は素早くゴキブリを駆除することができます。
ただ中には小さいお子様やペットを飼っているご家庭では、殺虫剤の成分が気になるという人もいますよね。
そのような場合には、素早く冷却させる殺虫剤などがおすすめです。これでしたら害のある薬剤を使っていないので安心して使うことができます。
殺虫剤を使い終わったら周囲をしっかり除菌しておいて、清潔に保つようにしてくださいね。
・洗剤をかける
ゴキブリですが病原菌の塊ということで、洗剤をかけるのも効果的です。洗剤を使うことで、ゴキブリは息ができなくなって窒息死をさせることができます。
殺虫剤を切らしていた場合などには、効果的な駆除の仕方ですよ。
・熱湯をかける
殺虫剤がない場合にもう一つ有効な駆除の仕方としては熱湯をかける方法です。
目安としては60度以上の熱さの熱湯をかけることで、ゴキブリを駆除することができます。
直接ゴキブリに熱湯をかけられない状態の時は、キッチンペーパーや雑巾に熱湯をかけてそれをゴキブリに被せるというのも効果的です。
・掃除機で吸う
ゴキブリですが掃除機で吸うと一瞬で退治できます。しかし、ゴキブリを掃除機で吸ってもその後にはしっかり駆除をしなくてはなりません。
ゴキブリにとって掃除機の中というのは天国です。なので最悪そこで繁殖をしてしまう恐れがあります。
ゴキブリを掃除機で吸ったら、紙パックごと捨てたり、殺虫剤や熱湯を使って駆除するようにしましょう。
まとめ
ゴキブリですが潰して駆除をしてしまいがちですが、これはおすすめはできません。
ゴキブリを潰して駆除をすると、病原菌が飛んだり、卵が飛び散ってしまう恐れがあります。
なのでゴキブリを駆除する際には、殺虫剤や洗剤、熱湯などを使うようにしましょう。
これらの方法でゴキブリをうまく駆除するようにしてくださいね。