ゴキブリって見るのも苦手な方が多いのではないでしょうか。ゴキブリを見かけたら、苦手な人はその場から動けなくなってしまいますよね。
私の母親、妹は本当にゴキブリが苦手なので、実家でゴキブリが出たらよく電話がかかってきます。父親が退治するんですけど・・・。
そんなゴキブリですが、見たくもないので対策をしている家庭も多いと思います。
ゴキブリの対策は色々ありますが、その中でも塩をまく対策って聞いたことはありますでしょうか?
ネットで検索すると「ゴキブリに塩をまく対策」というキーワードが実際に出てきます。
ここではゴキブリに塩をまく対策が効果があるのか、本当に使えるのかについて調べてみました。
ゴキブリに塩をまく対策について解説
ゴキブリに塩をまくことでゴキブリが駆除できたら楽ですよね。実際ゴキブリに塩をまくことによって、対策はできるのでしょうか?
結論から言えば、ゴキブリに塩をまいたとしても直接的な対策にはなりません。
では詳しく解説をしていきます。
ゴキブリですが、雑食でなんでも食べるとされています。食べカスから落ちている皮脂、髪の毛まで食べるとされており、それらの餌を求めてカサカサと徘徊をしています。
そんなゴキブリの苦手なものが実は塩なんです。
ゴキブリは塩を食べることはなく、塩気の強い食品は食べないとされています。
そのような理由から、ゴキブリに塩をまくことで対策ができるという考えが生まれたのでしょう。
ただゴキブリが塩が苦手だからといって、ゴキブリに塩をまいたら駆除ができるというわけではありません。
塩に直接的な殺虫成分はないので、塩をまいたとしても効果はないでしょう。ナメクジは退治できるんですけどね。
そして、塩ですがゴキブリが侵入してくる対策にはなるとされています。
方法は簡単で、ゴキブリが侵入してきそうな経路に盛り塩をしてアロマオイルを垂らしておくことです。
上記の通り、ゴキブリは塩が苦手ですので塩があると近寄らないとされています。
その塩に加えてゴキブリが苦手なハッカなどのハーブのアロマオイルを垂らしておくことで、匂いでもゴキブリを遠ざけることができます。
ただですね、この方法でゴキブリを遠ざける効果があるとはされていますが、数mも離れれば効果もなくなるので、あまり高い効果があるとは言えません。
あくまでピンポイントでの効果でしかないようです。ゴキブリが侵入してくるピンポイントの場所に、試しに置いておくことで様子を見るのはアリかもしれません。
塩もハーブどちらもオーガニックの成分ですので、殺虫剤などの薬剤をできる限り使いたくないない場合には効果があります。
もし気になるようでしたらぜひ試してみてくださいね。
ゴキブリに対策に効果的な方法を紹介
ゴキブリに塩をまく方法は上記のように確かな効果があるとはされていません。
ですので続いてゴキブリに確かに効果のある対策について解説をしていきます。
・殺虫剤
やはり一番確実なのは殺虫剤です。虫を見かけたら直接吹きかける殺虫剤の他にも、あらかじめ侵入経路にまいておくタイプ、ホウ酸団子タイプなど殺虫剤のタイプは様々です。
やはりこれらの薬剤タイプは確実に効果があるのでおすすめです。
逆に超音波やシートタイプなどの虫除け剤は効果がはっきりしないものも多いので、あまりおすすめはしません。
・ハーブ
ハーブなどの匂いの強い植物はゴキブリなどの害虫を寄せ付けません。ハーブは古来より虫除け剤として使われており、今でも使われていますね。
窓の近くや、ドアの近くに匂いの強いハーブを置いておくことで、ゴキブリを遠ざけることができます。
またハーブの匂い自体にもリラックス効果がありますし、ハーブティーなども作ることができるので、おすすめです。
このように塩を使わないでもゴキブリ対策をすることは可能です。色々と試した上で、効果のあるゴキブリ対策を試してみてくださいね。
まとめ
ゴキブリに対して塩をまくのはあまり効果的とは言えません。確かにゴキブリは塩が苦手で、雑食でも塩は食べることがありません。
ただそれでもゴキブリに塩をまいたところで直接的に駆除ができるわけではありません。
侵入経路に盛り塩を置いて、アロマオイルを垂らすことでゴキブリの侵入を防ぐこともできるとされていますが、効果の範囲も小さく、結局通り抜けられてしまうことが多いです。
ゴキブリに確実に効果のある方法としては殺虫剤や、ハーブがあります。これらを活用して、ぜひゴキブリから家を守ってくださいね。