ムカデ・・・、また出ました。もうこの時期ってムカデ地獄で本当に気持ち悪いです。
たくさんの足が生えていてウネウネと動くその姿に背筋がゾッとするという人が多いでしょう。
小生もその一人であり、害虫の中ではムカデが最も苦手です。しかし、そんなムカデですが、実は現れるのには意味があるという言い伝えもあります。
これを聞いたらもしかしたらムカデが出てきても駆除したくなくなるかもしれませんね。(いや、それでも駆除したくなりますが・・・)
ここではそんなムカデが現れる意味について解説をしていきます。
ムカデが現れる意味!?幸運を呼ぶ生き物って本当!?
ムカデは、気持ち悪い見た目に加えて毒も持っているので苦手という人も多いでしょう。
ムカデを見かけたらすぐに駆除をする人がほとんどだと思います。
しかし、そんなムカデですが、実は幸運を呼ぶ生き物と言われているって本当でしょうか?
結論から言えば、ある意味本当です。
では、ムカデが現れる意味や幸運を呼ぶということについて解説をしていきます。
ムカデですが、言い伝えでは『毘沙門天の使い』と信じられています。
毘沙門天とは七福神の一人であり、財宝の神や軍神として崇められていますね。
毘沙門天を崇めるお寺では一緒にムカデが描かれていることもあり、この言い伝えは昔からあったようですね。
そしてそんなムカデが人前に現れる意味としては以下のようなことが挙げられます。
・前進
ムカデはたくさんの足で進んでいきますよね。しかし、そんな足があるにもかかわらず後退はできず前進しかできません。
そのことから前進のメッセージが込められています。ムカデ自体、好戦的な性格をしており、強い相手でも懸命に食らいついていく様子から、困難に向かって立ち向かう、前進するという意味が込められています。
・協力
また、ムカデはたくさんの足を動かして前に進んでいきます。そんな様子が人が団体で行進をする様子に例えられ、協力という意味が込められていると言われています。
確かに運動会の種目でもムカデ競走というものがありますよね。
・金運アップ
ムカデですが、金運アップの象徴とも言われています。お金のことを昔は御足とも呼んでいきました。
そのことから足がたくさんあるムカデが金運の象徴とも捉えられ、ムカデが現れることで、金運がアップするという信じられていました。
・子孫繁栄
ムカデは子孫繁栄の意味も込められているようです。ムカデは生命力、繁殖力ともに高い生物です。
このことから子孫繁栄を司る虫とされており、家紋のデザインにも利用されていました。
・商売繁盛
ムカデは商売繁盛の意味もあるそうです。これはムカデの足が多いことから客足がたくさんという意味から来ています。
またたくさんの足があることから行列ができるということにも意味づけられています。このようにムカデにはたくさんの現れる意味があります。
これだけ見たらムカデは幸運を運んでくる幸せな生き物のように思えますね。
なのでもしムカデを見つけてもすぐに駆除をせずに、このような意味があることを知って前向きに考えてみても良いかもしれませんね。
・・・・・、とはいえです。
下記に続く。
ムカデの現れる意味はあくまでも言い伝え!
ただ、のようなムカデが現れる意味ですが、あくまでも言い伝えであり、スピリチュアルなメッセージです。
ムカデには毒があり、夜中に寝ていたらムカデに噛まれて激痛が!ということもあります。
最悪、アナフィラキシーショックで大事になることも報告されています。ですので、言い伝えは言い伝えとして覚えておいて、家の中にムカデが出てきたらしっかり駆除をするようにしましょう。
それでバチが当たるということはありません。
まとめ
ムカデにはいくつか言い伝えがあり、幸運を運ぶ生き物とされています。
このような言い伝えは古くからあり、ムカデは毘沙門天の使いと考えられたり、
家紋に使われるなどしてきました。
言い伝えを信じるのなら、ムカデを見かけても駆除するのは待ったほうがいいかもしれません。
しかし、ムカデは毒を持ち、害虫としての側面があることも事実です。なので言い伝えを信じない場合はしっかりムカデを駆除するようにしましょう。
ムカデとはいえ無駄な殺生をしたくないのであれば、火ばさみを用意しておいて、ムカデを挟んで外に放り出しましょう。
小生も火ばさみはキッチンに置いているので、ムカデが出たらすぐ対処できるようにしています。